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「営業の仕事で頑張っています」
2023.10.13
就職:生命保険の営業(法人営業) 50代 子ども一人
以前の状況:
数年前に夫が病気で他界し、諸々の手続きに追われていました。頭では「生活のために子供のために働こう」と思いながらも、心身がなかなか追いつかず、しばらくは落ち込む時期がありました。
生命保険の営業職に就くまでの経緯:
自立支援センターの相談員の方から「先ずは家から出てみませんか。愛光会館で講座がありますよ」と連絡が入り、思い切って就業自立のための講習会を受講。通うことで生活リズムを取り戻し、さらに試験に合格したことで社会復帰への自信と将来にわたって就業選択の幅が広がりました。そんな折、知人からフルタイムの現場調査の仕事を紹介され、約2年半頑張りましたが、コロナ禍で会社が経営不振となり退職。50代半ばで何ができるのか模索していたところ、再び知人から「生命保険の営業をやってみない?」と声を掛けられ、かなり悩みましたが挑戦を決めました。
営業先は中小企業。試験やクリアすべき課題があり、これまでにないくらい勉強しています。大変ではありますが、研修や福利厚生が充実していて働きやすいです。自営業経験があり、保険加入を好まなかった夫を亡くしてからの経験が、中小企業の社長にお話しする際に、説得力を持って活かされているのではと思います。
この年齢からだと「営業職はもう遅いのでは?」と消極的でしたが、会社から「人で判断する」と言われ、あきらめなくて良かったと思います。職場にはロールモデルとなる60代や70代の大先輩も多く勤務されています。気がつけば、自分の年齢は気にならなくなっていました。中小企業の社長にお会いし、さまざまな人生経験談を伺うことは貴重で楽しく、とてもやりがいを感じています。これからもコツコツと経験と知識を積み上げ、お客様に寄り添っていきたいです。
担当相談員より:
社会復帰に向けての大事なタイミングでは、講習会の受講などの助言をさせていただいたり、前職を辞めるか否かで迷われている時には、お話をうかがい現状を検討整理。また営業職への応募に際しては、これまでのご本人の経験や知識をどのようにアピールできるか等を一緒に考えました。「気持ちが軽くなった」とおっしゃっていただき、自信を持って良い方向に向かわれていると感じました。益々のご活躍を願っております。